Prahran, VIC store now open from Friday to Tuesday, 10am till 6pm.

職人

小田幸徳

Yukinori Oda with his finishing stones at the Sakai Takayuki factory, 2014
Yukinori Oda with his finishing stones at the Sakai Takayuki factory, 2014

小田幸徳

研師 大阪府堺市 引退
Profile

物語

堺では、包丁の鍛造と研ぎは異なる職人による分業制です。現在引退している小田幸徳氏は、後者の研師として活躍しました。彼は自身の工房を持つのではなく、青木刃物製作所の工場内で専属の研ぎを担当していました。

彼の経歴は堺打刃物伝統工芸士会の記録に残されています。1954年からこの道に入り、1987年に伝統工芸士に認定され、2007年には瑞宝単光章を受章しました。また、堺市ものづくりマイスターにも選ばれています。技術の欄には「霞研ぎ」が記載されています。これは地金と芯鋼の境目が二つの異なる色調として浮かび上がる、合わせ鋼特有の仕上げ技法です。記録には明記されていませんが、ある研師団体の代表も務めていました。

2014年、Jamesは青木刃物製作所で小田氏と出会いました。その年の11月にkitchenknifeforumsでこの訪問について綴った際、特に小田氏の研ぎの技術に言及しています。当時の写真は今も手元にあり、どの人物が小田氏かも特定できています。

彼の引退は一度きりのものではありませんでした。引退後に復帰して再び働き、現在は完全に引退しています。信頼する情報源に具体的な年次がないため、ここでは時期を明記しません。現在、土井鍛冶による青木刃物製作所の最上位ラインの研ぎは、山塚光雄氏らが担当しています。小田氏がこのサイトに掲載されているのは、現在販売中の製品の作り手としてではなく、堺の分業システムを支えた名匠の一人としてです。

Gallery

写真で見る

2014年に堺の青木刃物製作所を訪問した際の写真

Master Yukinori Oda explaining natural stone basics to James Zhang in the Sakai Takayuki workshop, 2014.
01Master Yukinori Oda explaining natural stone basics to James Zhang in the Sakai Takayuki workshop, 2014.
Yukinori Oda works at the polishing wheel in the Sakai Takayuki workshop, 2014
02Yukinori Oda works at the polishing wheel in the Sakai Takayuki workshop, 2014
Yukinori Oda holds a finished blade over his whetstone bench, Sakai Takayuki workshop, 2014
03Yukinori Oda holds a finished blade over his whetstone bench, Sakai Takayuki workshop, 2014
Lineage

関係図 職人系譜

Masters, family, and the brands between them. Every line is a verified fact from our research. Tap a node to light up its connections and read its story.

人物 ブランド 工房 ━ ファミリー ┅ 師事 ━ 鍛造 / 研ぎ

よくあるご質問

小田幸徳とは?

小田幸徳氏は、堺の引退した研師です。堺では、包丁の鍛造と研ぎは別々の職人が担当する分業制であり、小田氏はその研ぎの分野を担っていました。自身の工房を持つのではなく、青木刃物製作所の工場内で専属の研師として従事していました。現在は完全に引退していますが、過去には一度引退後に復帰し、再び研師として活躍した経歴もあります。

霞研ぎとは?

霞研ぎとは、硬い芯鋼とそれを包む軟鉄の地金が異なる色調に現れる、クラッドブレード特有の仕上げです。堺打刃物伝統工芸士会は霞研ぎを小田氏の認定専門技術としており、私たちが目にしたのも彼の霞研ぎの仕事でした。

小田氏が受けた栄誉や認定は?

堺打刃物伝統工芸士会によると、彼は1954年からこの道に従事しています。1987年に研ぎ部門で伝統工芸士の認定を受け、2007年には瑞宝単光章を受章し、堺市ものづくりマイスターにも選ばれました。また研師団体の長も務めましたが、手元の記録にはどの団体かは記されていません。

青木刃物製作所における小田氏の役割

小田氏は青木刃物製作所の分業体制において研ぎを担当し、工場内で研ぎ作業を行っていました。現在は引退しており、現在の土井鍛造による青木刃物製作所の最上級ラインの研ぎは山塚光雄氏らが担当しています。

Knives and Stonesが引退した研師を紹介する理由

小田氏がこのサイトに掲載されているのは、現在も取り扱いのある製作者としてではなく、堺の産地システムを支えた職人の一人としてです。当サイトでは彼の写真資料を保有しており、その中の誰が小田氏であるかも特定しています。小田氏による仕上げの包丁は現在の取扱品からは外れており、本ページは現行商品の紹介ではなく、引退したレガシーな人物に関する歴史的プロフィールです。

本情報は執筆時点で正確であることを確認しておりますが、公式文書ではなく、予告なく内容が変更される場合がございます。お気づきの点がございましたら、お知らせください。速やかに修正いたします。